Wi-Fi WALKER DATA08WとiOS6.0.1の相性問題に引っかかる

ずっと使っていたUQWiMAXのモバイルルータ、NEC ATerm3500Rの利用が2年を超え、WiMAXの電波の入りに不満を持っていたこともあり、ルータの乗り換えをしてみました。3GとWiMAX電波の両方が使えるという触れ込みのWi-Fi WALKER DATA08Wです。
3500Rと比べると正直、モバイルルータ端末としては微妙です。電波の掴みも(3500Rと比較して)あまり良くないし、電池の持ちも明らかに悪いです。電池持ちの悪さは3Gの電波もつかむので、仕様上どうしようもない部分もあるんですが。

どうも、3500Rでは電波3/3本表示になるところでもDATA08W側だと1/5本くらいで見えてしまう模様。実通信速度だとあまり変わらない事が多いです。逆に5/5本表示をほぼ見たことがないので、その場合にどのくらい速度が出るのかは見てみたいですね。なんだかんだ3G回線に自動的に切り替わったりしてそれなりに便利に使えてますが、切り替えの速度や3G→WiMAX切替の遅さ、設定項目の少なさ、無線LANの電波の弱さ(だいたい3500Rで電波強度50%くらいにした強度と同じ)あたりを総合的に考えると、正直お勧めはしがたいかな。沖縄の離島とか、僻地に行ったらありがたみが出てくるかもしれません。


で、ここからが本題。iPhone 4S(iOS 6.0.1)で通信するとびっくりするくらい遅い。同じ場所で3500Rを使うとPing 100〜200ms、3〜5Mbps出る場所なのに、DATA08Wを使うとPing 2000ms、10Kbpsくらいしか出ない。同じくDATA08Wを使ってるNexus7からは3500Rと同程度のスピードが出てるので、どうもiOS 6.0.1でWi-Fiの接続が何かおかしい模様。


こぼねみさんのblog*1を見るとどうもiOS6の不具合のようです。iPhone5iPadではiOS 6.0.2で修正が入ったみたいですが、4Sは放置されてるってことですかね・・・。とはいえ、これから3500Rは回線停止してしまうので、このままじゃやってられない!!


価格コムの掲示*2を参考に、DATA08Wの無線LANをb/g/nの設定からb/gの設定に切り替え、SSID2のWEPを利用するようにしたところ、とりあえずは回復しましたが、まだなんだかパケット詰まりのような事象をときたま起こしてしまうので完全に安定したとは言いがたいですね。


オマケで家のAirMac Extremeと光フレッツで計測した結果。さすが有線の光だ・・・w